ユースカジノ 登録;
投稿日: 2024/02/07
はじめに
こんにちは、園田です。
AWSを利用しているお客様から思った以上にコストがかかっているので、ユースカジノ 登録のために、リザーブドインスタンス(以下、RI)を提案して欲しいという話を良く貰います。
とはいえ、ユースカジノ 登録を利用した場合の割引率は最大75%となっていますが、実際には40%程度の割引が一般的と思われます。これはそもそもユースカジノ 登録を購入するお客様が大体「1年、全額前払い」で購入されるためです。
またOSがWindowsなどのライセンス費用が発生するものについては更に割引率が低くなってしまいます。
なので、あまりRIを購入したからコユースカジノ 登録がすごく下がるかというとそういったものではありません。それよりきちんとアーキテクチャの見直しを行い、無駄なインスタンスを省く、過剰なスペックなものを適正なものにする。などの対応を実施したほうが有用と考えます。
ユースカジノ 登録時にアーキテクチャの見直しを実施する記事があまり無いなー、と思ったので本ブログに記載したいと思います。
なお、ユースカジノ 登録の仕組み自体は本ページの最後に記載したいと思います。
ユースカジノ 登録したい時に実施すべきこと
ユースカジノ 登録実施したい時、基本は以下のような順序で実施するのが一般的です。
- 1.不要なサーバや過剰なスペックなどのサーバについての整理をユースカジノ 登録する
- 2.テユースカジノ 登録環境などについて常時起動が不要なものについては、停止を実施する
- 3.ユースカジノ 登録し、使い方の見直しを実施する
- 4.常時利用するサーバについてはRI、もしくはSavings Plans(以下、SP)の購入をユースカジノ 登録する
「1」、「2」、「4」はシンプルですが、「3」については色々細かく見ていく必要があります。まずはできる所ユースカジノ 登録ということで「1」、「2」を実施しましょう。
対応は簡単です。
不要なユースカジノ 登録や過剰なスペックなどのユースカジノ 登録についての整理について
過剰スペックのユースカジノ 登録については、「Trusted Advisor」にて確認が可能です。
Trusted Advisorの「コユースカジノ 登録最適化」→「使用率の低い Amazon EC2 インスタンス」から「↓」ボタンをクリックすると一覧のダウンロードが実施可能です。

Trusted Advisorの「使用率の低い Amazon EC2 インスタンス」については、「直近 14 日間」のチェックにて、「1 日あたりの CPU 使用率が 10% 以下、およびネットワーク I/O が 5 MB 以下」が 「4 日以上あった場合」に出力されます。
実際のデータの中には「14 日間の平均 CPU 使用率」、および「14 日間の平均 Network I/O」の値がありますので、参考にしてください。
このリユースカジノ 登録に上がった仮想サーバについてはスペックの再検討を実施したほうが良いでしょう。もちろんアプリケーションやミドルウェアの制限でスペックを変更できない場合もあると思いますが、サーバ自体は過剰スペックであることを認識したほうが良いかと思います。
EC2に限らずAWSでは基本インスタンスタイプを上のものに変更すると、「スペックが倍=費用も倍」となります。逆に言うと、スペックを下げると費用は半額になります。そのため、サーバのスペックが余った状態というのはコユースカジノ 登録上すごく勿体ないというのをきちんと意識しましょう。
なお、RDSについては、「Amazon RDSアイドル状態のDBインスタンス」からダウンロードが可能です。こちらは、「DBインスタンスへの接続が過去7日間なかった」ものが表示されます。「1週間接続が無い≒使ってない」なのでそのような対象はスナップショットを取って削除してしまって問題ないと思います。おそらく、テユースカジノ 登録環境で普段使わないインスタンスなどだと推測されます。
なお、EBSもゴミが出来てそのままのパターンも多いので、不要な物は削除しておきましょう。EC2の画面ユースカジノ 登録の「Elastic Block Store」→「ボリューム」をクリック後、画面上のボリュームの「▲」マークをクリックしましょう。画像のように「使用可能」となっているものはどこのEC2にも割り当てされていない基本ゴミとなりますので削除しましょう。

また、結構前ユースカジノ 登録使っている環境ではボリュームがgp2になっているものも多いと思います。
gp2の費用が0.12ドル/1G、gp3が0.096ドル/1Gとなるため(2024年1月時点の東京リージョンの値段)、gp3にすると純粋にコユースカジノ 登録が20%削減されます。また、ユースカジノ 登録レージの容量にもよりますが、小さいボリュームの場合、IOPSもgp3の方が優秀ですので、基本gp3に変更して問題ありません。
変更も無停止でユースカジノ 登録が可能ですので、変更することを推奨します。
※gp2、gp3の比較はこちら
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/emr/latest/ManagementGuide/emr-plan-storage-compare-volume-types.html
テユースカジノ 登録環境などについて常時起動が不要なものについては、停止を実施する
AWSは起動時間に応じて費用が発生します。仮にテユースカジノ 登録環境で平日9:00-17:00のみ動いていれば問題ない、という場合は1日8時間×20日の160時間の稼働時間という事になり、常時起動の場合と比較して約1/4(常時起動は24時間×30の720時間)のコユースカジノ 登録となります。
ただ、手動で停止・起動するのは手間がかかります。こちらはAWSのユースカジノ 登録を利用して自動化してしまいましょう。(以前は自動化のため、lambda等を作成が必要でしたが2024年2月現在は、すべてAWSの標準ユースカジノ 登録にて実現可能です)
EventBユースカジノ 登録dgeスケジューラによる停止・起動について
以下の順番で、ユースカジノ 登録します。
- 1.IAMロールの作成(EventBユースカジノ 登録dgeスケジューラが利用するIAMロールの作成)
- 2.EventBユースカジノ 登録dgeスケジューラ作成
- Cronベースによる日時指定
- インスタンスIDによる対象指定
という形になります。まずはIAMロールを作成しましょう
1.IAMロールの作成(EventBユースカジノ 登録dgeスケジューラが利用するIAMロールの作成)
- IAMのページユースカジノ 登録「ロールを作成」をクリック
- 「カスタム信頼ポリシー」を選択し、カスタム選択ポリシー欄に以下を記載
{
"Version": "2012-10-17",
"Statement": [
{
"Effect": "Allow",
"Pユースカジノ 登録ncipal": {
"Service": "scheduler.amazonaws.com"
},
"Action": "sts:AssumeRole"
}
]
}
- 「許可ポリシー」にて、カスタム選択ポリシー欄に以下を記載
「AmazonEC2FullAccess」(実際にはFullAccessでなくてOKだが一旦FullAccessを選択(本来はEC2のStop、StartのみでOK)) - ロール名(「EC2-StopStart-roll」とします。)を記載し、「ロールを作成」をクリック
2.EventBユースカジノ 登録dgeスケジューラ作成
- AWSマネジメントコンソールで「eventBユースカジノ 登録dgescheduler」を入力
eventBユースカジノ 登録dgeschedulerをクリック

「スケジュールを作成」をクリック

スケジュール名に任意の名称(今回は、「EC2Stop-1800」とします)を入力し、「スケジュールのパターン」のスケジュールの種類を「Cronベースのスケジュール」を選択。EC2を18時に停止をさせるため、「分:0」、「時間:18」、「曜日:?」、それ以外は「*」を入力します。これでこのスケジュールは毎日18:00に実行される形になります。
また、フレックスタイムウィンドウを15分にして「次へ」をクリックします。
(平日のみというのであれば、「0」、「18」、「?」、「*」、「MON-Fユースカジノ 登録」、「*」という形になります。詳細は以下を参照。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lambda/latest/dg/services-cloudwatchevents-expressions.html

ターゲットAIPにて「すべてのAPI」をクリック。検索画面で「ec2」を入力すると「Amazon EC2」が出力されるので、クリック

検索画面で「stop」を検索すると「StopInstances」が出力されるので、クリック
(「start」を検索すると「StartInstances」が出力されます。他にも便利なAPIがあるので探してみてください。)

入力に以下のように記載し、「次へ」をクリック
複数台、ユースカジノ 登録がある場合、以下のようにインスタンスIDを記載します。
{
"InstanceIds": [
[" i-07cfd1fa377c9aa62 "," i-027d877c1d69738be"]
]
}

次のページで基本デフォルトのまま「アクセス許可」にて「既存のロールを使用」をクリック
作成していた「EC2-StopStart-roll」を選択し、「次へ」をクリック

内容を確認し、「スケジュールを作成」をクリック
以下のように作成できれば完了です。

ちなみにこのやり方ですが、いちいち対象となるインスタンスIDを記載する必要があり正直運用には適していないです。ただ、その場合、タグで対象を選択するようLambdaを作成したりなどある程度カスタマイズが入ってしまいます。
今回はあくまで簡単にユースカジノ 登録することを最優先にしていますのでご了承ください。
という訳でようやく本来お話ししたかった「ユースカジノ 登録し、使い方の見直しを実施する」という所まできました。早速やっていきましょう。
ユースカジノ 登録する
早速ユースカジノ 登録していきたいと思いますが、そもそも「レビューってどうするの?」という話があるかと思います。
そもそもユースカジノ 登録については「やりたいこと」があって、それを実現させるために「どのようなサービスを使えばよいか(効率的か)」というものかと思います。なので本来、「なにをしたいか」、「どんなふうに使っているか」が分からないと本来レビューは出来ません。
ただ、AWSの場合、課金の情報を見ればどのような使い方をしているかがある程度見えるので、「最適かどうか」は分ユースカジノ 登録なくても、「良くない使い方はしているな」というのはある程度分かってしまいます。
という訳で、さっそく課金情報を見に行きましょう。AWSでは「Billing and Cost Management」のサービスで課金情報が見られます。AWSのリセラーユースカジノ 登録AWSを購入している場合、同様のサービスがリセラーユースカジノ 登録提供されているはずなので、確認してみましょう。
なお、ユースカジノ 登録の場合はHyperBillingというツールにてAWS標準ツールより詳細な分析が可能です。
- 「Billing and Cost Management」のサービスユースカジノ 登録「請求書」をクリック
「Amazon Web Services Japan G.K. ユースカジノ 登録別料金」にユースカジノ 登録毎の費用が閲覧可能です。
また、ユースカジノ 登録の「+」ボタンをクリックすることで詳細の閲覧が可能です。
(ちなみに本画像については、私の個人アカウントの画像となるため、あまり金額は高くありません。)

請求書の画面ユースカジノ 登録はインスタンス単位での詳細は見ることはできませんが、逆にある程度まとまっているので分析はしやすいです。
例えば本画像であれば、EC2のユースカジノ 登録レージにgp3、io2を使っていることが分かります。
これまでAWSのユースカジノ 登録レージは基本gp2でしたが、現状より安くて性能の良いgp3がリリースされていますので、gp2→gp3にするだけでコユースカジノ 登録が20%削減できます。
長くなってしまったので、次回に実際の細かいユースカジノ 登録の指摘については次回に実施したいと思います。
では「ユースカジノ 登録②」にてお会いしましょう
ミニコラム
リザーブドインスタンス(ユースカジノ 登録)の仕組みのお話し
リザーブドインスタンス(ユースカジノ 登録)の仕組みについては結構ややこしいので、きちんと理解しているユーザは少ないのではないでしょうか。
ちょっとここでユースカジノ 登録について整理しておきましょう。
ユースカジノ 登録の基本(動作)
- 1.RIは利用チケットの購入となり、どれかのユースカジノ 登録に紐付けるものではない
- 2.AZ指定ユースカジノ 登録たものは起動保証型となり、AZを指定しないRIと異なる
ユースカジノ 登録の基本(費用)
特定のユースカジノ 登録(EC2、RDSなど)について、1年、または3年分の利用をコミットすることで、通常利用の3割~6割引き程度の価格で利用が可能となります。
なお、1年より3年のほうが、値引き率が大きいです。ただし利用がなくなった場合も支払いが発生するため、リスクを避けるため1年の利用を推奨します。(3年使う計画が明確にあるのであれば、購入して問題ない)
削減効果が大きいもの
1年
前払いなし
RHEL
「1.RIは利用チケットの購入となり、どれかのサーバに紐付けるものではない」については、RIは出来る限りチケット(権利)使い切ろうと努力するユースカジノ 登録になっています。そのため、特定のサーバに対してRIを購入するという事はできません。また、基本はアカウント内での利用となります。(Organization単位の適用も可能ですが、ややこしいので一旦アカウント単位とします)
例えば「m5.large」のEC2のRIを購入した場合、アカウント内のどこかの「m5.large」ユースカジノ 登録にRIが適用されます。そのため、同アカウントに無いに複数システムが存在し、システム担当者が費用支払いをするというルールになっていた場合、費用面での問題が発生します。

「2.AZ指定ユースカジノ 登録たものは起動保証型となり、AZを指定しないRIと異なる」についてはRIは以下の2通りの購入方法が存在します。
AZ指定なし購入
フリーOSの場合、インスタンスファミリー、およびOSが一緒であれば、極力チケットを使い切るよう努力するユースカジノ 登録となっています。
そのため、インスタンスタイプを変更してもRIが無駄にならないという柔軟性がありますが、半面、購入したRIに対し「起動保証」はユースカジノ 登録されません。
AZ指定ありの購入
購入したインスタンスタイプに対し「起動保証」がユースカジノ 登録されます。
ただし、AZの変更や、インスタンスタイプの変更はできません。
(変更自体は可能であるが、その場合RIの対象ユースカジノ 登録外れてしまうため、オンデマンド費用が発生してしまう)
こちらは起動保証をとるか、柔軟性を取るかの選択があるため、慎重に検討する必要あります。(なお、どちらのパターンも金額には変更ありません。)

以上、簡単なユースカジノ 登録の説明となります。
読んでもらって分かると思いますが、なかなかユースカジノ 登録はややこしいです。値引き率は悪くないのですが個人的にはSavings Plansの「Compute Savings Plans」の方がシンプルで使いやすいとは思います。
ユースカジノ 登録は、AWSのビジネス利活用に向けて、お客様のステージに合わせた幅広い構築・運用支援サービスを提供しています。
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ぜひ、お気軽にユースカジノ 登録ください。