Security Hubのユースカジノ 出金手数料を考える①
投稿日: 2023/10/02
はじめに
こんにちは、園田です。
AWS利用において、「ユースカジノ 出金手数料についてきちんと管理したい。」とか「クラウド特有のリスクってどんなのがあるのかな。」などのお悩みがあるかと思います。
で、AWSでセキュリティ対策といえば1番最初にあがるのが「Security Hub」ではないでしょうか。お客様の中でも有効にしているものの、実際にきちんと運用が出来ているユースカジノ 出金手数料お客様は案外少ないのではないでしょうか。
実際、セキュリティ運用ユースカジノ 出金手数料のは結構難しいと思いますし、とりあえず入れてみたけれどその後は、ユースカジノ 出金手数料ケースも見られます。
ユースカジノ 出金手数料製品は導入することよりも「運用」をきちんと回すことの方が重要であるため、導入する際にどのレベルであれば運用可能か、またどのような運用するのか(だれが管理する、いつまでに対応する、など)をきちんと検討しておく必要があります。
ユースカジノ 出金手数料ってどんな内容が検知できるの?
ユースカジノ 出金手数料検知内容ですが、実際にどのような内容を検知するか実際に見てみましょう。
Security Hubでは、以下の4つのユースカジノ 出金手数料基準が用意されています。(2023年8月現在)
- AWS 基礎ユースカジノ 出金手数料のベストプラクティス(v1.0.0)
- CIS AWS Foundations Benchmark(v1.2.0 or v1.4.0)
- NIST Special Publication 800-53(Revision 5)
- PCI DSS(v3.2.1)
これらの基準から1つ、または複数選択することがユースカジノ 出金手数料す。
(すべてをチェック対象にすることも出来ます。)
Security Hubの検知できるユースカジノ 出金手数料基準
とはいえ、何か明確にこの基準を満たす必要があるユースカジノ 出金手数料条件が無ければ、とりあえず「AWS 基礎セキュリティのベストプラクティス」を実施しておけば問題ないでしょう。
(そもそも明確にこの基準ユースカジノ 出金手数料のがあれば、運用に悩むことなどないでしょう。)
「AWS 基礎セキュリティのベストプラクティス」についてはAWSを使う上でリスクをある設定等を実施していた場合、アラートを出してくれるものです。現状お客様のセキュリティルールについてはオンプレミスを対象としており、クラウド特有のセキュリティリスクに対しては対応できていない。ユースカジノ 出金手数料ようなお客様にはかなりマッチする内容ではないでしょうか。
ユースカジノ 出金手数料わけで具体的にどのような項目をチェックするのかを見ていきましょう。
「AWS 基礎ユースカジノ 出金手数料のベストプラクティス」にて「有効化」をクリックし、ユースカジノ 出金手数料基準を有効化したのち、「結果を表示する」をクリックすることで、「AWS 基礎ユースカジノ 出金手数料のベストプラクティス」がチェックしている内容をダウンロード可能です。
ダウンロード画面(ダウンロードをクリックするとチェック項目がダウンロードできます)
csv形式でダウンロードできますので、どのような項目があるか見ていきましょう。
実際にダウンロードしたファイルをExcelで開いた場合の例
上記の画像を見てもらえれば分かるかと思いますが、Security Hubには「重要度」ユースカジノ 出金手数料ものが存在します。重要度は「重要」、「高」、「中」、「低」となって、基本的には「重要」が最も危険度が高いと認識して貰って間違いありません。
ユースカジノ 出金手数料の定義はこちら
- 重大
→ この問題は、さらに悪化しないように直ちに修復する必要があります。 - 高
→ この問題は短期的な優先事項として対処する必要があります。 - 中
→ この問題は、中期的な優先事項として対処する必要があります。 - 低
→ この問題には、独自のアクションは必要ありません。
〇参考
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/securityhub/latest/userguide/controls-findings-create-update.html
Security Hubでユースカジノ 出金手数料が高いもののみを通知する
ユースカジノ 出金手数料においてはまずはできる所から確実にやっていきたいものです。
Security Hubの検知項目には重要度があると記載しましたが、いきなり全ての項目に対応するユースカジノ 出金手数料のはかける労力に対し、あまりにもメリットが少ないです。なので、とりあえず重要なアラートから対応するユースカジノ 出金手数料のが一般的かと思います。
重要ユースカジノ 出金手数料意味では「重要度の定義」にて記載した「重要」、および「高」がそれにあたると考えます。運用では検知しただけではなく、きちんと通知する必要があります。
(通知設定を実施しないと、都度マネジメントコンソールを見ないと検知したかどうか分からないです。)
ユースカジノ 出金手数料訳で、まずは重要度が「重要」、および「高」のアラートのみ通知するユースカジノ 出金手数料事をやってみたいと思います。実施手順は以下になります。
1.EventBridgeにて「ルール」のタブから「ルールを作成」をクリック
2.名前に任意の名前を入力。「イベントパターンを持つルール」を選択し、「次へ」をクリック
3.「イベントパターンを構築」にて以下の通りのjsonを記載
{ "source": [ "aws.securityhub" ], "detail-type": [ "ユースカジノ 出金手数料 Findings - Imported" ], "detail": { "findings": { "Compliance": { "Status": [ { "anything-but": "PASSED" } ] }, "Severity": { "Label": [ "CRITICAL", "HIGH" ] }, "RecordState": [ "ACTIVE" ] } } }
4.ターゲットにてSNSトピックを選択し、「次へ」をクリック
5.確認画面にて「ルールの作成」をクリック
上記の設定にてユースカジノ 出金手数料が「重要」、および「高」のアラートのみ指定したSNSトピックに飛ばすことが可能です。Securityのlabel項目について「CRITICAL」、「HIGH」としていますが、「HIGH」を削除すると「重要」の項目のみ通知可能、「MEDIUM」を追加することで「中」の項目について通知が可能です。
ユースカジノ 出金手数料で検知する内容を分類する
ユースカジノ 出金手数料が「重要」、および「高」のものだけ通知する設定を実施しましたが、実際にどのようなアラートが出た際に、どのような対応をするのかを定義しておかないと迅速に対応が出来ません。
とはいえ、通知と同じくすべての項目について定義を行うのは効率が悪いですし、アラートの内容は適時追加されるため、内容をすべて把握することはあまり意味がありません。とはいえ、チェックされる内容の傾向を見ることは必要です。
ユースカジノ 出金手数料わけで、ダウンロードしたcsvファイルから重要度が「重要」、「高」のものを見ていきましょう。
ユースカジノ 出金手数料が「重要」、および「高」(かつ、EC2、RDS、IAMのみ)
2023年8月時点で「ユースカジノ 出金手数料」、「高」の項目は56個ありました。56個全部を見ていくのは大変なので、皆さんのなじみの深いEC2、RDS、IAMに絞ってみました。さらに分類のため、EC2のみを挙げてみます。
EC2の項目
- 1.EBS スナップショットはパブリックに復元ユースカジノ 出金手数料はありません
- 2.ユースカジノ 出金手数料グループは、許可されたポートのための無制限の着信トラフィックのみを許可する必要があります
- 3.ユースカジノ 出金手数料グループは、リスクが高いポートへの無制限アクセスを許可してはなりません
- 4.VPC のデフォルトのユースカジノ 出金手数料グループはインバウンドトラフィックとアウトバウンドトラフィックを許可しない必要があります
- 5.EC2 Transit Gateway は、VPC アタッチメントリクエストを自動的に受け入れることはできません
- 6.EC2 launch templates should not assign public IPs to network interfaces
- 7.EC2 インスタンスでは、Instance Metadata Service Version 2 (IMDSv2) を使用する必要があります
- 8.EC2 インスタンスにはパブリック IPv4 アドレスを使用できません
上記8項目ですが、以下のように分類できるかと思います。
(6と8は一緒のことを言っているので本ブログでは8に統合するものとします。)
分類パターンはあまり多くなっても大変なので以下の4つぐらいにしておきましょう。
ちなみに今回は例のためEC2のみで記載していますが、全サービス同様に分類ユースカジノ 出金手数料す。
分類パターン(案)
パターン | ユースカジノ 出金手数料内容 | No | 詳細説明 |
---|---|---|---|
A | 基本早急に復旧ユースカジノ 出金手数料を実施する必要があるもの ただし、状況に応じて例外的に許可する必要のあるもの |
2 3 |
基本ユースカジノ 出金手数料グループについてはHTTP、およびHTTPSのみ0.0.0.0/0(ALL)から解放可能であり、それ以外のものについてはソースIPを制限する必要がある。 ただし、ユースカジノ 出金手数料仕様上、どうしてもそれ以外のポートの解放が必要な場合安全性を確認したうえで、例外的に許可するかどうかの判断を実施する必要があり。 |
B | リスクが高いため、実施してはいけないもの。早急にユースカジノ 出金手数料が必要 | 1 5 |
情報漏洩の危険性があるため、早急にユースカジノ 出金手数料が必要なもの。 |
C | 可能であればユースカジノ 出金手数料したいが、アーキテクチャ上ユースカジノ 出金手数料が難しい場合があるもの | 8 | 踏み台などでグローバルIPを設定する必要があるなど、設計上回避が難しいもの。こちらも例外対応が必要なる。 改善することが望ましいが、パターンAにてセキュリティグループが設定されているため、早急に対応は不要ユースカジノ 出金手数料判断。 |
D | スケジュールをたて改善計画を実施するもの | 4 7 |
現状の設定に変更が発生する。サービス断発生の可能性があるため、スケジュールを立てユースカジノ 出金手数料を実施するもの。 |
それでは、それぞれを詳しく見ていきましょう。
パターンA
基本的にはアラートが出た際に早急なユースカジノ 出金手数料を実施する必要があるものとなります。
EC2の場合、ユースカジノ 出金手数料グループについて特定のポート(HTTP、HTTPS)以外をグローバル(ソース「0.0.0.0/0」)に公開した場合が該当します。
基本ユースカジノ 出金手数料グループを全開放するとOSやミドルウェアの脆弱性を突かれ、外部からの侵入を許してしまいます。特にAWSのようなクラウドサービスについては、グローバルIPのレンジが公開されているため、常に悪意のあるBotがネットワークをスキャンしており、解放後すぐに攻撃を受けてしまいます。(個人的な体感ですが、少なくとも30分以内には攻撃を受けます)
そのため、非常にユースカジノ 出金手数料リスクが高く早急に対処すべき内容となります。
ただし、どうしてもサービス提供上の理由からこのセキュリティグループについては、XXXポートをグローバルに公開したいユースカジノ 出金手数料要件も発生する可能性があります。(本音を言えばそんな要件は作らないで欲しいです。)
なので、どうしても要望があった場合は、管理者が事前に審査し、許可するユースカジノ 出金手数料った例外運用が必要にあります。
この許可の例外ユースカジノ 出金手数料については後のページで記載します。
パターンB
そもそもそんな設定をする状況が設定ミス以外にないと考えられるものとなります。
そのため、パターンBについては検知次第、早急に対応(設定を削除する)ユースカジノ 出金手数料運用を実施する必要があります。
このパターンについては、SCPにて操作を禁止するユースカジノ 出金手数料事が出来ればそもそも検知後の運用も発生しないので運用としては非常に助かります。
SCPについては、以下を参照ください。
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ちなみに「5」については「特定の管理者のみをTransit Gatewayを操作ユースカジノ 出金手数料。」のSCPを設定すれば良いかと思います。
パターンC
可能であればユースカジノ 出金手数料したいが、アーキテクチャ上ユースカジノ 出金手数料が難しい場合があるものになります。
EC2の場合であれば、「EC2にグローバルIPを付与しない」ユースカジノ 出金手数料事になりますが、こちらは踏み台運用が必要な場合は、グローバルIPが必要になります。
これを回避するためには「AWS Systems Manager Session Manager」を利用するとか、踏み台の代わりにWorkSpacesを利用するとか回避方法はありますが、そもそも踏み台用意したほうが便利だよね。ユースカジノ 出金手数料ことで、サーバにグローバルIPを付与したいユースカジノ 出金手数料要件が発生すると認識しています。
なので、こちらはXXXの用途に限り、グローバルIPの利用を許可するユースカジノ 出金手数料形で例外対応が発生します。
本例外ユースカジノ 出金手数料についても後のページで記載します。
パターンD
設定変更した方が良いので設定変更しましょう。ユースカジノ 出金手数料項目になります。
とはいえ、早急に対応が必要ではないためスケジュールを調整して対応しましょう。ユースカジノ 出金手数料項目となります。
IMDSv2であれば、セキュリティガイドに手順を定めておき、実施させるユースカジノ 出金手数料方法が良い気がします(※)。また、VPC のデフォルトのセキュリティグループについても必ず削除するようガイドに定めておけば運用が発生せず、良いかと思います。(なるべくアラートが出てからの運用は少なくするよう工夫することが重要)
※EC2のIMDSv2への変更については、これまでCLIのみでしたが、2023年8月現在、GUIからも操作ユースカジノ 出金手数料となっています。EC2を選択→アクション→インスタンスの設定→インスタンスメタデータオプションの変更から操作がユースカジノ 出金手数料となっています。
ただ、この変更については新規のインスタンスであれば問題ありませんが、既存のインスタンスの場合、AWS CLIとAWS SDKのバージョンアップが必要な場合もあります。
詳細はこちらを参照ください。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/use-a-supported-sdk-version-for-imdsv2.html
ちょっと長くなってしまったのでいったんここで切らせていただきます。
次回、「Security Hubのユースカジノ 出金手数料を考える②」できちんとしたユースカジノ 出金手数料について記載させていただきます。
(前提が多いため、ユースカジノ 出金手数料までたどり着けませんでした…。)
Security Hubのユースカジノ 出金手数料を考える②
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