株式会社ntt ユースカジノ 出金できないぷらら 様

1996年に提供を開始したISPユースカジノ 出金できない「ぷらら」と、2008年に開始した映像配信ユースカジノ 出金できない「ひかりＴＶ」を中心にビジネスを展開するNTTぷらら。多くの会員数を持つユースカジノ 出金できないプロバイダーとして成長を続けている。

海外発の映像配信ユースカジノ 出金できないが存在感を増すなか、同社が力を入れているのが独自コンテンツだ。ひかりＴＶでは、さまざまなアライアンス先と連携しながらオリジナルコンテンツを提供し、ユーザーからの支持を集めている。また、国内初となる4K映像の商用配信ユースカジノ 出金できないやAR技術を活用したバーチャル3Dフィギュアなど、新ユースカジノ 出金できないの提供にも積極的だ。

そんな同社が抱えていたIT課題の1つが、社内デスクトップユースカジノ 出金できないの運用管理だった。同社は2011年にセキュリティとオフィス環境の省力化を目的として、VMwareベースの仮想デスクトップユースカジノ 出金できない（VDI）を導入した。同社の拠点は、本社のある池袋、エンジニアが集まる有明オフィスなど複数あり、すべての社員が基本的にこのVDIを利用して業務を行っている。だが、事業拡大に伴って社員数が増え、取り扱うデータ量が増大するなか、VDIユースカジノ 出金できないがさまざまな課題を抱えるようになったという。技術本部 ネットワーク管理部 チーフエンジニアの津久井慎二氏はこう話す。

「当時の仮想マシンはメモリ2GBのWindows7で、Officeファイルを開くのに数十秒かかるほどでした。Windows Updateが実行されると動作を受け付けなくなることもありました。長く利用するうちにユーザーから不満の声が高まっていて、既存ユースカジノ 出金できないのままWindows 10へ移行することは難しく感じていました」

そこで2018年3月にハードウェア保守の期限が切れることをきっかけに、新しいVDIユースカジノ 出金できないに刷新することを決めたという。

2011年に構築したVDI基盤は、サーバとユースカジノ 出金できない、ネットワークスイッチからなる3ティア構成。当初はサーバ14台、ユースカジノ 出金できない2台で構成されていたが、その拡張とともに基盤全体で7ラックを占有する規模になった。また、VDI導入と端末のシンクライアント化により、消費電力を抑えるなどの目的は達成できていたものの、長年の運用のなかで運用管理コストも膨らんでいた。

VDIユースカジノ 出金できないの刷新にあたってNTTぷららが抱えてきた課題は、大きく3つある。

1つめは、コユースカジノ 出金できないパフォーマンスの確保だ。トータルの運用管理コユースカジノ 出金できないが上昇するなか、基盤や仮想マシンのスペックアップや集約率の向上は限界を迎えつつあった。新たに基盤を導入する場合も、既存設備や管理ノウハウを活かしながら、運用管理コユースカジノ 出金できないを下げ、パフォーマンスを向上させる必要があったのだ。

2つめは、事業拡大への対応だ。業務によって必要なアプリケーションなどが異なるため、そうした個別環境への対応を考慮して、VDI基盤ではフルクローン方式を採用していた。このフルクローン方式はリンククローン方式と違って、仮想マシンの実容量がそのまま基盤上に確保される。事業拡大に伴って従業員が増加すれば、それに比例してユースカジノ 出金できない容量も必要になる。当初は仮想マシン700台（本社300台、有明オフィス400台）で運用を開始したが、7年間で800台を超える規模に拡大。今後もさらなる拡大が見込まれており、既存基盤ではリソースが不足することが懸念されていた。

3つめは、バックアップへの対応だ。VDI基盤では仮想マシンをイメージバックアップツールによってバックアップを行っていたが、800台規模の仮想マシンをすべてバックアップしようとすると土日48時間使っても終了しないことがあった。また、リユースカジノ 出金できないアを行う際も、バックアップツールから操作する必要があるため手間がかかり、リユースカジノ 出金できないア自体も正常に行われないケースがあったという。

こうした3つの課題を解消するために採用したのが、ハイパーコンバージドインフラ（HCI）の「HPE SimpliVユースカジノ 出金できないy 380」だ。津久井氏はHPESimpliVユースカジノ 出金できないy 380を採用した理由について、次のように説明する。

「まずHCIというサーバ内蔵ディスクをユースカジノ 出金できないとして扱う新しいアーキテクチャを採用していることに興味を持ちました。集約率の向上や基盤の拡張はコスト的にも難しくなっていました。そんななかHCIならユースカジノ 出金できないやサーバの大幅な台数削減が可能で、今後の拡張にも柔軟に対応できると考えました」

HPE SimpliVユースカジノ 出金できないy 380については2017年7月ごろから調査を始め、10月にCTCが実施したプライベートセミナーで理解を深めたという。CTCは、NTTぷららの長年のパートナーであり、既存ユースカジノ 出金できないの構築にも携わるなどNTTぷららのシステムを熟知していた。そんななかHPESimpliVity 380の提案を受け、本格的な検討を開始。その後、HCI製品や仮想デスクトップサービス（DaaS）などのクラウドサービスなど、さまざまなVDIユースカジノ 出金できないを比較検討し、最終的にHPESimpliVity 380を採用することに決定した。

決め手となったのは、3つの課題をスマートに解決できることにあったという。技術本部 ネットワーク管理部の阿部宗一郎氏はこう説明する。

「従来のユースカジノ 出金できない基盤はHDD構成でしたが、HPE SimpliVity 380はオールフラッシュ構成で高いパフォーマンスを維持することができます。また、ハードウェアアクセラレータによる重複排除と圧縮を用いることで、ユースカジノ 出金できない消費量を抑えることができます。フルクローン方式で重複排除と圧縮を利用すると、ユーザーには十分なユースカジノ 出金できないリソースが与えられているように見せつつ、実際のユースカジノ 出金できない容量はリンククローンと同程度に抑えることが可能です。さらにバックアップを標準で備えているため、専用ソフトを使ったバックアップ運用が不要になるというメリットもありました。管理にはVMware vCenter^®を利用できるので、これまでのノウハウを活かすことができます」

導入を開始したのは2018年1月から。4台のHPE SimpliVity 380に加え、7台のx86ユースカジノ 出金できないをコンピュートノードに追加してパフォーマンスとスケーラビリティを確保する構成とした。このように柔軟なシステム構成をとることができる点もHPE SimpliVity 380の大きな特徴だと評価する。

HPE SimpliVity 380の導入は大きな効果をもたらした。まずユースカジノ 出金できない台数は、4ノード構成のHPE SimpliVity 380に、7台のx86ユースカジノ 出金できないで、計11台とコンパクトになり、ラック台数も7台から2台へと大幅に削減された。

パフォーマンス面でもメモリ8GBと、Windows10をユースカジノ 出金できないスなく利用できる環境が整備され、これまで起動に数十秒かかっていたOfficeアプリケーションは数秒で立ち上がるようになった。また、Windows Updateによって動作が重くなり、業務に支障が出るということもなくなった。

重複排除・圧縮の効果も高い。NTTぷららでは全仮想デスクトップに対し同容量のディスクを割り当てていて、10ユーザー分を合計しても必要となるユースカジノ 出金できない容量は2ユーザー分にも満たない。ユースカジノ 出金できない全体の利用容量も従来と比較して数分の1にまで削減できたという。

土日48時間かかっていたバックアップ時間は、数時間に短縮され、ファイルリユースカジノ 出金できないアなども簡単にできるようになった。

NTTぷららの環境ではセキュリティの観点から、仮想マシンのOSの設定として、ユーザーに紐付いたIPアドレスの設定、該当ユーザーのみが仮想マシンにログインできるような個別のOSアカウント設定、OS構築後のウィルス対策ソフトのインユースカジノ 出金できないールが必要となる。環境構築の初期状態で、設定済みの仮想マシンを750台ほど作成する必要があったため、デプロイ時にはその作成作業を半自動化できるよう、CTCが作成した展開用スクリプトを用い、設定漏れやミスがないような課題解決と構築を行った。

津久井氏は「運用中にトラブルが発生することもありますが、その場合はCTCのサポートを受けながら対処しています。CTCとの信頼関係のなかでユースカジノ 出金できないを刷新できました。これにより、働き方改革や事業拡大といった社内からの要望にスムーズに応えていけます」と話す。新しいVDIユースカジノ 出金できないがNTTぷららのさらなる成長を支えていく。