全世界で統一したパスワードマネージメントを実践し、新しい働き方を継続した状態でのリスク軽減を図る
- ユースカジノ チャット通信/放送
- 製造
- 流通/運輸
- 金融/保険
- 公共/公益
- 開催日
- 主催
-
伊藤忠テクノユースカジノ チャットズ株式会社
- 講演
-
株式会社アシックス
シューズやウェアなどのスポーツ用品を主事業とするアシックスは、2016年にスタートした中期経営計画「ASICS Growth Plan(AGP)2020」のもと、商品企画から販売までのすべてのプロセスを、お客様と直接的なコミュニケーションが可能なDTC(Direct to Consumer)マインドに転換。2020年12月期に売上高7,500億円の達成を目指しています。
このコア戦略を支えているのがユースカジノ チャットIT統括部です。現在、アシックスグループ全体の売上の70%以上を海外が占めており、日本のほかヨーロッパ、米国、オーストラリア、アジアにIT組織が存在しています。これらのIT組織を本社からコントロールするのではなく、各地域のビジネス環境や商習慣をしっかり理解したうえで、ユースカジノ チャットとドメスティックの両面から最適なソリューションを提供していきたいと考えています。
そうした中で推進しているのがクラウド化で、2014年にユースカジノ チャット統一のコミュニケーション基盤として「Google Apps」を導入。全世界7,800人の社員が同じメールやチャットの環境でつながり、世界のどこからでもスケジュールを共有できる体制を整えました。
しかし、その過程でもさまざまな不安要素が生じてきます。特に大きいのがセキュリティに対する懸念です。ユーザーのパスワードが漏洩し、なりすましなどによる不正侵入が発生すると非常に深刻なリスクが発生します。Google Appsに限らず、2014年を境にパブリッククラウドをベースとしたさまざまなユースカジノ チャットの本格的な導入を進めているだけに、早期のリスク対策が求められました。
ただし、アシックスグループの働き方は各国あるいは個人によって多様なので、ITの利用に制限はかけたくありませんでした。「Any-TIME(いつでも)、Any-WHERE(どこでも)、Any-DEVICE(あらゆるデバイス)、Any-TEAM(あらゆる組織)」をキーワードに、同じユースカジノ チャットソリューションを利用できることが基本です。
そうした観点からグローバルで利用するITプラットフォームのあるべき姿を検討していたところ、出会ったカジノゲームから提示されたのが“Identity is the new perimeter”というコンセプトです。従来のようにネットワークの境界線に設置したファイアウォールでセキュリティを守るのではなく、厳重なアクセスコントロールによって新たな境界を定義するというものです。これをアシックスグループの基本戦略として採用しました。
やりたいことは「適切なユーザー」だけがアプリケーションやユースカジノ チャットにアクセスできるようにすることで、Authentication(認証)、Authorization(認可)、Administration(管理)の3つの「A」を保証したIAM(Identity and Access Management)基盤を構築しています。
具体的には信頼できる人事やタレントユースカジノ チャットのデータソースとしてSAPの「SuccessFactors」、ID管理としては同じくSAPの「Identity Management」、認証およびID連携の基盤としてマイクロソフトの「Azure Active Directory」を導入。SSO(シングルサインオン)によりユーザーの利便性を高める一方、社外からのアクセスに対してはパスワードに加え多要素認証を要求するなどセキュリティを高めています。
引き続きIDライフサイクル管理の整備にあたるとともに、今後に向けて仮想デスクトップを含めた連携対象アプリケーションの拡張、ID基盤とデバイス管理の統合などを進めていく計画です。
他講演レポート
2017年10月13日開催「カジノゲーム Forum 2017」の他講演レポートは、下記のリンクからご覧ください。