IT部門中心のBPRで業務プロセスの革新を実現
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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
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キヤノンマーケティングジャパン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)のIT導入は、ユースカジノ ボーナスウォレット 使い方の連続でした。例えば2003年に基幹業務システムとして「Oracle EBS」を導入していますが、機能が不足していたため、サービス指向アーキテクチャ(SOA)に基づいて、2009年にサービス課金システム、2010年に受注・物流システムを構築するなど、現在80~90種類のサブシステムがOracle EBSと連携しています。
SOAによるERPからの脱却に至った背景は、アドオンやモデファイの比率が8割以上になり、品質の低下やバージョンアップの負荷が増大したユースカジノ ボーナスウォレット 使い方、データベースサーバへの負荷が集中したユースカジノ ボーナスウォレット 使い方、障害影響が拡大したユースカジノ ボーナスウォレット 使い方、サービスの多様化に対応できないユースカジノ ボーナスウォレット 使い方などです。例えるなら“既製服に身体を合わせるユースカジノ ボーナスウォレット 使い方ができなかった”ユースカジノ ボーナスウォレット 使い方が、Oracle EBSの導入における最大の失敗でした。
また、事業構造の変化も理由の1つです。事業構造が物販からソリューションやマーケティングイノベーションによる顧客価値の提供へとシフトしていくなかで、旧社名であるキヤノン販売という社名が、実際の事業と一致しなくなってきたユースカジノ ボーナスウォレット 使い方から、2006年4月に社名を現在のキヤノンMJに変更しましたが、Oracle EBSだけでは事業構造の変化に対応するユースカジノ ボーナスウォレット 使い方が難しくなっていました。
そこで、まずはフェーズ1として、2009年にIT戦略専門委員会を発足。キヤノンMJグループの成長基盤の強化を目的に、長期経営構想・中期経営計画に基づくIT戦略の策定、およびITによるグループ全体の構造改革を推進しました。次にフェーズ2として、2010年に長期経営構想・中期経営計画に基づくIT長中計を策定し、さらにBPRを通じたコスト削減を実施して、外販に貢献できる筋肉質なIT体制に深化させるユースカジノ ボーナスウォレット 使い方を目指しました。
IT戦略専門委員会では過去のプロジェクトの反省に基づき、IT投資の見直しや業務オーナー制の見直し、原価管理システムの導入などを推進。この取り組みの成果として、2011年にディザスタリカバリサイトの構築による安全・安心・安定稼働の実現、2012年にワークスタイルの変革による生産性の向上、2013年にソーシャルメディアやビッグデータへの取り組みによる販売力・マーケティング力の強化を実現しています。
例えばワークスタイルの変革の一環として、B5サブノートとモバイルカードおよびフィーチャーフォンを利用していた営業担当者に、A4ウルトラブックとモバイルカード、スマートフォンかタブレット端末を提供するなど、IT部門が中心となって現場にBPRを実施するユースカジノ ボーナスウォレット 使い方で、業務プロセスの革新を実現。35%だった1日の社外営業活動率を、65%に向上させるユースカジノ ボーナスウォレット 使い方ができました。
次期ITシステムでは、ITサービスの迅速な提供を目的に「持たない、作らない」を優先し、業務効率化中心のシステムから“ユースカジノ ボーナスウォレット 使い方活用中心”のシステムへの転換を目指しています。またローコストの追求、安全性の確保とガバナンスの確立も重要です。
次期ITシステムに向けての考え方としては、もし失敗しても、失敗から気づき、繰り返さないユースカジノ ボーナスウォレット 使い方です。反省ばかりでは、疲弊してしまいます。
また日本全国に展開しているキヤノンMJグループの200~300拠点の総力を結集して、地方創生を支援していくユースカジノ ボーナスウォレット 使い方も、今後の重要な取り組みの1つです。地方にはまだまだ宝の山が数多く眠っています。地域をハッピーにするユースカジノ ボーナスウォレット 使い方で、日本もハッピーにできるのです。これまで多くの失敗をしてきましたが、「失敗に学び、気づきを得て、繰り返さない」ユースカジノ ボーナスウォレット 使い方が重要です。これからも「夢のあるIT部門」を目指していきます。
他講演レポート
2015年10月16日開催「カジノゲーム Forum 2015 Tokyo」の他講演レポートは、下記のリンクからご覧ください。